長崎銀行は長崎県長崎市に本店があり、佐賀県、熊本県などにも支店のある地方銀行です。
福岡県にも2006年まで支店がありましたが、現在は撤退しています。
創業は、1912年(大正元年)と古く歴史のある銀行ですが、第2地方銀行と言われる銀行の中では、日本一店舗数が少ない銀行でもあります。
そんな長崎銀行では、用途や属性に合わせて多くの人が利用できるようにと3種類のカードローンを提供しています。それぞれのカードローンについて説明していきます。
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もくじ
長崎銀行カードローンの特徴
3種類ある長崎銀行カードローンをまずは、契約限度額、金利、最低返済額そして利用条件などを一覧表にしてみました。
長崎銀行カードローン比較一覧 | ||||
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カードローン | 金利 | 契約限度額 | 最低返済額 | 利用条件 |
プレミアA | 年2.8%~14.95% | 10万~800万 | 5,000円 |
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マイ・ファースト | 年14.95% | 10万~100万 | 5,000円 |
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V-CLASS | 年7.1%、年9.1%、年11.1% | 50万~300万 | 5,000円 |
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同じ銀行のカードローンでも種類によって利用条件をはじめ色々と違いがあることがわかりますね。さらにそれぞれのカードローンの特徴を紹介していきます。
長崎銀行カードローン「プレミアA」の特徴
「プレミアA」の特徴は、以下のようになっています。
- インターネットからの申し込みは24時間いつでもOK
- 来店不要で契約することが可能
- 申し込みから契約まで印鑑不要
- 使いみちは自由
- パート・アルバイトはもちろん、専業主婦も利用できる
- 学生は利用できない
- 長崎銀行ATMはもちろん、日本全国にあるセブン銀行、ゆうちょ銀行をはじめとする提携金融機関のATMから利用できる
- カードが到着する前に返済用口座へ希望金額を振込む「振込融資サービス」がある
申し込みから契約まで来店不要というのは、忙しい人にとっては嬉しいですね。
また、即日融資は行っていないものの契約を終えると、すぐに振込してもらうことができるというのは、急いでいる人にも心強いので、利用しやすいカードローンと言えます。
長崎銀行カードローン「マイ・ファースト」の特徴
「マイ・ファースト」の特徴は、以下のようになっています。
- 申し込みは来店不要でインターネット、電話から行える。ただし契約には来店の必要あり。
- 契約時の印鑑は不要。
- 利用できる金額は、10万円~100万円で10万円単位と少額だけど利用しやすい。
- 使いみちは自由
- 長崎銀行ATMはもちろん、日本全国にあるセブン銀行、ゆうちょ銀行をはじめとする提携金融機関のATMから利用できる
利用できる最高融資額は100万円と一般的なカードローンの中では少額ですが、その分利用したいという人が利用できるカードとも言われています。
契約時の印鑑は不要ですが、契約は長崎銀行の店舗へ出向いて行う必要があります。
長崎銀行カードローン「V-CLASS」の特徴
「V-CLASS」の特徴は、以下のようになっています。
- 使いみちは自由。
- 金利は3種類の中から審査によって決定される。
- 申し込み条件が年収400万円以上、住宅ローンを利用している人など厳しい
- 借入方式に種類がある。
- 申し込み時の年齢は、55歳までと低い。
申し込み条件が他のカードローンとは違い、年齢は低く、年収や住宅ローンなど厳しいので、誰でも利用できるというものではありません。
借入方法はカードローンならではの、ATMを利用する方法と、普通預金のキャッシュカードで行う方法があり、普通預金のキャッシュカードで利用する方法を選択した場合、普通預金口座の残高が不足すると自動融資となるのでいざという時にかなり便利です。
使い勝手はいいものの、申し込み条件が厳しいことから利用しづらいという人が多いので、あまりおすすめはできません。
しかし、申し込み条件にマッチしている人や、気になるという人は、公式ページをご覧ください。⇒こちらから
長崎銀行カードローンと他カードローン違いを比較
長崎銀行の3種類のカードローンを他の大手銀行カードローン、地方銀行カードローンそして消費者金融系のカードローンと一覧にして比べてみました。
東日本銀行カードローンと他社カードローン比較一覧 | ||||
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カードローン | 金利 | 契約限度額 | 最低返済額結 | 即日借入れ |
長崎銀行 カードローン 「プレミアA」 |
年2.8%~14.95% | 10万~800万 | 5,000円 | ☓ |
長崎銀行 カードローン 「マイ・ファースト」 |
年14.95% | 10万~100万 | 5,000円 | |
長崎銀行 カードローン 「V-CLASS」 |
年7.1%、年9.1%、年11.1% | 50万~300万 | 5,000円 | |
大手銀行カードローン | ||||
みずほ銀行カードローン | 年2.0%~14.0% | 最大800万円 | 10,000円 | ☓ |
三井住友銀行カードローン | 年1.5~14.5% | 10万~800万 | 要確認 | ☓ |
地方銀行系 | ||||
横浜銀行 | 年1.9%〜14.6% | 10万~1000万 | 2,000円 | ☓ |
消費者金融系 | ||||
アコム | 年3.0%~18.0% | ~800万 | 3,000円 | ◯ |
プロミス | 年4.5%~17.8% | ~500万 | 4,000円 | ◯ |
一覧表で比べてみると、長崎銀行カードローンが特別利用しやすくてお得という感じではないことがわかります。
金利や契約限度額も特別目をひくものもありませんし、最低返済額も少ないほどでもありません。
銀行系カードローンは、即日融資は行われないので、少しでも早く利用したいという場合は、消費者金融系のカードローンの方がおすすめです。
長崎銀行カードローンのメリット デメリット
3種類ある長崎銀行カードローンの特徴を見てきましたが、それぞれの特徴からメリット・デメリットと、それらのカードローンに向いている人と向いていない人も紹介していきます。
長崎銀行カードローンのメリット
同じ長崎銀行カードローンでも、どのカードローンを選ぶのかによってメリットに違いがあります。
一番利用しやすいと人気のある「プレミアA」の場合は、
- 日本全国にある提携している金融機関で利用することができる
- 正社員じゃなくてもパート・アルバイトでも利用できる
- 配偶者に安定した収入があれば専業主婦でも利用できる
- 印鑑不要、来店不要で契約することができる
- カードが届く前に融資を受けることができる
など多くのメリットがあります。「マイ・ファースト」は、「プレミアA」と似てはいますが、そこまでの利便性はないですし、「V-CLASS」は、金利がすごく低くて利用したい人が多いものの、利用条件が厳しいことから同じく利便性は少ないので、メリットはそう多くはありません。
長崎銀行カードローンのデメリット
各カードローンのデメリットは、3つのカード共通として言えるのは、即日融資には対応していないということです。
- 「マイ・ファースト」は、契約時には来店する必要があること。
- 「V-CLASS」は、利用できる年齢が55歳までと低いこと、年収が400万円以上、住宅ローンを利用しているなど利用条件が厳しいこと。
なども長崎銀行カードローンのデメリットと言えます。
長崎銀行カードローンに向いている人と向いてない人
メリット・デメリットから長崎銀行カードローンに向いている人は、
- カードローンの利用を急いでいない人
- 長崎銀行の本支店のあるエリアに住んでいる、勤務先がある人
以上の2つに該当する人におすすめです。長崎銀行の口座を既に持っているという場合は、「プレミアA」を利用すると来店不要で申し込みから契約までWEBで完結できるのでおすすめです。
一方、向いていない人は、
- できるだけ早く利用したい人
- 長崎銀行の本支店のあるエリアに住んでいない、勤務先もないという人
- もともと長崎銀行を利用したことがない、利用する予定もない人
などは、長崎銀行をあえて選ぶ必要もないと思います。
長崎銀行に向いていない人は、都市銀行や消費者金融を検討してみよう!
長崎銀行の本支店のあるエリアに住んでいるけれど、利用したことがないし利用する予定もないという場合や、できるだけ早く利用できるようになりたいという場合は、長崎銀行のカードローンにこだわる必要はありません。
みずほ銀行のカードローンなど都市銀行のカードローンなら、低金利で利用することもできます。
また、できるだけ早い利用をしたいという場合は、プロミスなどの消費者金融系のカードローンを選ぶと希望通りに利用できる可能性も高いです。
長崎銀行カードローンの必要書類
長崎銀行カードローンの申し込みや契約の際に必要となる書類について説明していきます。
3種類あるカードローンともに提出する書類として、本人を確認できるものと、収入を確認できるもののが必要です。
本人を確認できる書類として、
- 運転免許証
- マイナンバーカード
の2点を基本としていますが、運転免許証を持っていない場合は、
- パスポート
- 健康保険証
- 現住所を確認できる住民票
が必要となります。健康保険証を本人確認の書類として提出する場合は、現住所が記載されている住民票も必要となるので、事前に取得しておくと安心です。
収入を確認できる書類は、申し込み金額が50万円を超える場合に必要となります。
- 所得証明書
- 源泉徴収票
- 住民税課税決定通知書
以上の中からどれか1つの提出となります。
上記必要書類提出時の諸注意
運転免許証など本人を確認する書類を提出する場合、コピーが必要となりますが、コピーは原寸大の大きさで行ったものを添付します。
その他特筆すべき必要書類
収入を確認できる書類の提出が必要となった場合、勤務形態によって書類に違いがあります。
会社員として働いている人は、先ほど紹介した書類を用意すれば大丈夫です。
会社を経営している会社代表の方は、
- 所得証明書
- 住民税課税決定通知書
以上のどちらかと、経営する会社の直近2期分の決算報告書も必要となります。
個人事業主の方は、税務署から発行される納税証明書(その1・その2)の2年分の提出が必要となります。
長崎銀行カードローンの審査条件
カードローンを利用する場合、審査に通過しなければ利用することはできません。長崎銀行カードローンの審査条件や審査にかかる日数、実際に利用したという人の口コミなどを紹介していきます。
審査条件
審査条件は、3種類のカードローンによって微妙に違いがあります。
「プレミアA」は、
- 申込時の年齢が満20歳~満75歳未満の方
- 安定した収入のある方
- 長崎銀行の本支店のあるところにお住いの方
- 保証会社(九州カード株式会社またはアコム株式会社)の保証が受けられる方
「マイ・ファースト」は、
- 申込時の年齢が満20歳~満70歳未満の方
- 安定した収入のある方
- 長崎銀行の本支店のあるところにお住いの方
- 保証会社(九州総合信用株式会社)の保証が受けられる方
「V-CLASS」は、
- 申込時の年齢が満20歳~満55歳未満の方
- 前年度税込年収400万以上の給与所得者または会社代表者の方
- 長崎銀行または他銀行で住宅ローンを利用中の方
- 長崎銀行の本支店のあるところにお住いの方
- 保証会社(九州カード株式会社・九州総合信用株式会社・株式会社オリエントコーポレーション・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)のいずれかの保証が受けられる方
という風に、申込時の年齢など微妙な違いがあるので、自分の属性にマッチするカードローンを選ぶと利用しやすいです。
審査にかかる日数
審査にかかる日数は、1日~数日となっていますが、契約からカードが到着して利用できるようになるには、最低でも1週間~10日が必要となります。
「プレミアA」は、契約を終えるとカードが到着する前に希望金額を先に振込するサービスを行っているので、他のカードローンよりは早いですが、消費者金融系のカードローンのスピードには劣ります。
融資までの期間をできるだけ早くしたいという場合は、消費者金融系のカードローンも検討してみることをおすすめします。
増額について
長崎銀行では、カードローンを利用している人に対して、増額の案内というものは行われませんので、今以上に利用可能枠を大きくしたいという場合は、こちらから連絡を行い増額のための手続きを行う必要があります。
増額を希望する場合は、長崎銀行へ連絡して増額のための審査を受け、審査に通過すると増額されますが、審査に時間がかかるのと、現在の状況によっては減額となることもあるので注意が必要です。
審査に関する口コミ(価格コムより抜粋)
長崎銀行カードローンを利用したという人の口コミをいくつか紹介していきます。
年収:200万円~400万円
可決
プレミアA(エース)利用
消費者金融にも申し込みしたら10万円という枠でしたが、プレミアA(エース)は30万円という枠で可決できました。正社員ではないものの、利用することができて本当に良かったです。
年収:200万円~400万円
可決
プレミアA(エース)利用
店舗での契約が不要だったのでとても簡単に利用することができました。全国にあるATMを利用できるので、どこにいても困った時はすぐに利用できるから重宝しています。
年収:200万円~400万円
可決
V CLASS利用
借入条件が厳しいので利用できるか不安でしたが無事可決。ただし、利用開始までに時間がかかりました。
年収:200万円~400万円
可決
V CLASS利用
契約に店舗に行ったり、融資までに時間がかかるなど面倒でしたが、それでも金利が低いので利用してよかったと思います。
長崎銀行カードローンの返済方法
長崎銀行カードローンの返済方法や返済日など、実際に利用し始めるととても大切な部分について説明していきます。
返済方法(ATMや引き落としなど)
返済方法は、どのカードローンも同じで契約時に指定した返済用の長崎銀行普通口座からの自動引き落としとなります。
返済日について
返済日も、カードローンの種類に限らず、毎月15日が返済日となっています。15日が銀行の休日となっている場合は、翌営業日が返済日となります。
まとめ
長崎銀行カードローンは、種類があり利用目的や利用する人の属性に合わせて選ぶことができるので、長崎銀行の本支店のあるエリアに住んでいる人にとっては利用しやすいカードローンです。
もともと長崎銀行を利用しているという地元の人なら、どのカードローンよりも安心して利用することのできるカードローンではないでしょうか。